曽我和弘
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曽我和弘

大学卒業後、ゴルフ雑誌や米国医学雑誌の編集を経て、あまから手帖社に入社。一貫して雑誌畑を歩む。99年にクリエイターズ・ファクトリーを設立。食分野を中心に取材・執筆のほか、食文化の継承や食の流行を作ったりと多方面で活躍。JR大阪駅構内などの飲食店もプロデュース。駅ナカビジネスの仕掛け人とも呼ばれる。現在は大阪樟蔭女子大で講師も務め、関西食文化研究会座長でもある。

日本料理 湯木新店(北新地)ノンアルコールでペアリング

公開日: 更新日:

 最近ペアリングなる言葉をよく耳にするようになった。食に関して使うのなら酒と料理のマッチングを指し、特にワインはわかりづらいから店側があらかじめ料理に合わせてくれると助かるのだという。

 これをノンアルコールで成立させようとの試みが、北新地の日本料理店「湯木新店」で5月11日に行われた。「春のミニ懐石とドリンクのペアリング」と題した食事会がそれで、「湯木」の懐石料理一品一品にドリンクコーディネーターの藤田一香さんが酒ではなく、ノンアルコールの飲物をうまく合わせて好評を博したようだ。

 主催者の湯木尚二さんは、それに気をよくして、秋の9月28日と来年1月25日にも同様のイベントを開きたいと言っているし、普段でも藤田さんが見つけてきた南大隅の国産紅茶べにふうき(500円)を提供しながら料理との相性を探っていくそうだ。ちなみに5月11日の食事会では、八寸には小豆島シロップ漬けのレモンソーダ、造りには辺塚だいだいのフローズンドリンク、炊き合わせには紅茶べにふうきを藤田さんが合わせていた。藤田さんの話では「べにふうきは、一般的な紅茶と比べるとコクや香りが強い。治部煮の醤油味に負けない力があって料理のうまさも引き立ててくれる」とのことだった。ダージリンより力強い希有な国産紅茶が、煮込んだ食材にうまく調味するのだそう。

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