田中淳夫
著者のコラム一覧
田中淳夫森林ジャーナリスト

1959年生まれ。静岡大探検部を卒業後、出版社、夕刊紙を経て森林ジャーナリストに。「森は怪しいワンダーランド」(新泉社)、「鹿と日本人 野生との共生1000年の知恵」(築地書館)など著書多数。

ゴルフコースを歩いて草原と森のイイトコ取りをしよう

公開日: 更新日:

 四国カルストをご存じだろうか。高知県と愛媛県との県境に横たわる四国山地の尾根部に広がる石灰岩によるカルスト地形の台地だ。

 一面の草原。草の間から白い石灰岩が突き出している独特の風景だ。その中を歩いたことがある。日本は放置するとすぐに樹木が生えてくるが、ここでは毎年野焼きを行って草原を維持しているそうだ。

 訪れたのは夏の終わりだった。標高1400メートル前後の高原ゆえ気温は低く、風は涼しくて心地よい。そのうえ見通しは最高。眼下に雲がたなびき、谷底にごちゃごちゃと人家が小さく見えるが、それが別世界感を強める。

 この連載は、森の歩き方楽しみ方を紹介しているのだが、森ではなくても自然の中を歩くのは楽しい。

 森の中を歩くと、樹木に包まれていることで安心感や自然に溶け込んでいる感覚を味わえる。だが、一方で見通しが利かないことによる不安もある。これは狩猟採集生活を送っていた先祖の記憶のためかもしれない。木陰などに敵や凶暴な野生動物が隠れていないか、と警戒心が強まるからだろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    ワイセツ行為された球児は50人以上 再逮捕された甲子園出場校コーチの卑劣手口

    ワイセツ行為された球児は50人以上 再逮捕された甲子園出場校コーチの卑劣手口

  2. 2
    鈴木杏樹「4000円ラブホ不倫」から1年半… 五十路のセクシー路線で本格再始動

    鈴木杏樹「4000円ラブホ不倫」から1年半… 五十路のセクシー路線で本格再始動

  3. 3
    ワクチン接種完了でも「150日間で死者10万人超」の衝撃予測! 行動制限を緩和して大丈夫なのか?

    ワクチン接種完了でも「150日間で死者10万人超」の衝撃予測! 行動制限を緩和して大丈夫なのか?

  4. 4
    不調の中田翔&丸の代わりが「39歳ベテラン」という巨人のお寒い現実、若手はどうした?

    不調の中田翔&丸の代わりが「39歳ベテラン」という巨人のお寒い現実、若手はどうした?

  5. 5
    大谷翔平のハートに移籍願望の火!エ軍のPS進出は絶望的、本塁打王争うゲレロとは雲泥の差

    大谷翔平のハートに移籍願望の火!エ軍のPS進出は絶望的、本塁打王争うゲレロとは雲泥の差

もっと見る

  1. 6
    宮迫博之の大誤算…TVキー局は“吉本忖度”でソッポ、炎上商法でマスコミからも総スカン

    宮迫博之の大誤算…TVキー局は“吉本忖度”でソッポ、炎上商法でマスコミからも総スカン

  2. 7
    日大背任事件の2億円不正流出先は? ドン宅に続き「アベ友」の医療法人に特捜ガサ入れ

    日大背任事件の2億円不正流出先は? ドン宅に続き「アベ友」の医療法人に特捜ガサ入れ

  3. 8
    二刀流で結果残す大谷翔平に冷ややかな視線…気になる他球団投手陣からのやっかみ

    二刀流で結果残す大谷翔平に冷ややかな視線…気になる他球団投手陣からのやっかみ

  4. 9
    ゆきぽよTVから消滅…再起誓うも「もう見たくない」の声

    ゆきぽよTVから消滅…再起誓うも「もう見たくない」の声

  5. 10
    “甘ちゃん”阪神「規定違反」のツケ!自業自得のドラフト戦略見直し、厳重注意の天理より度し難い

    “甘ちゃん”阪神「規定違反」のツケ!自業自得のドラフト戦略見直し、厳重注意の天理より度し難い