曽我和弘
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曽我和弘

大学卒業後、ゴルフ雑誌や米国医学雑誌の編集を経て、あまから手帖社に入社。一貫して雑誌畑を歩む。99年にクリエイターズ・ファクトリーを設立。食分野を中心に取材・執筆のほか、食文化の継承や食の流行を作ったりと多方面で活躍。JR大阪駅構内などの飲食店もプロデュース。駅ナカビジネスの仕掛け人とも呼ばれる。現在は大阪樟蔭女子大で講師も務め、関西食文化研究会座長でもある。

有馬山 温泉寺(有馬)お寺で楽しむ「普茶料理」と座禅体験

公開日: 更新日:

 有馬温泉の「温泉寺」で10月から普茶(ふちゃ)料理がスタートする。普茶料理とは黄檗宗(おうばくしゅう)の開祖・隠元禅師が中国から伝えた精進料理で、長崎の寺にまず伝わり、日本や南蛮のエッセンスが加わって独特のスタイルができた。普(あまね)く大衆と茶を供にするという意味を持つ。同料理は宇治の萬福寺が有名だが、萬福寺で典座長を長年務めていた浅野英俊さんがこの春、自身の寺(温泉寺)に戻ったことからその経験をいかして有馬でも始めることになったそう。

 料理を作るのは僧侶である浅野さん。「本来は法要のお供え物を僧侶が持ち帰り、調理して食べていたものですが、それがいつしか一般にも出すようになって今の普茶料理が完成しました」と話している。さすがに精進料理らしく生臭さ(魚や肉)はなく、もどきとしてそれらをうまく表現している。例えばコース内にあるうなぎもどきは、豆腐を用いて鰻の蒲焼きのように作っている。この他に紅生姜を揚げて沢蟹のように見せたものやあわびもどきなどもあるらしい。

「秋に出す栗いがもどきは、豆腐で生地を作り、中を空洞にして人参などを挿入。そこに栗の渋皮煮を入れています」と言うように一瞬本物のいが栗に見えてしまうほどのできばえだ。

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