【鶏ネギの塩焼き】このタレだけでも十分「飲める」
おにくのおすし浅草店(東京・浅草)
鶏もも肉の料理は皮で決まる。グテッとだらしなく肉にくっついているようでは、脂っぽさを強く感じるし口当たりも悪い。パリッと香ばしく焼き上がっていないと、うまさまで半減してしまう。
「家庭ではグリルで焼いた方がいいですよ。皮目を上にして火をつけ、表面が少しパリッとなってきたら、サラダ油を塗ってください。このひと手間で、皮の仕上がりが変わるんです。パリッパリになりますよ」
ネギだれは、水にさらしたネギをザルで揉み込むようにするのがコツ。ぬめりが取れるのだ。
「ネギが好きな人であれば、このタレだけでも十分、日本酒のつまみになると思います。鶏以外にも応用が利きますから、いろいろな焼き物に試してみてください」
鶏肉のうま味はもちろん、パリパリの皮とピリリとしたネギがアクセントになって、ビールがどんどん進む。