“会社一筋”を後悔…人脈をもっと大切にしておけばよかった
広中順平さん(69歳・成蹊大卒)#3
役員まで務めた大手広告代理店を65歳で退職した広中さん。ハーレーダビッドソンを購入し、ツーリングを趣味にしてきたが、今年1月に卒業。次の夢のことを考えている。
■夫婦で競馬好き。次の夢は全国の草競馬場めぐり
「家でトイプードルを飼っています。19歳になる超高齢犬で夜はおむつをして寝かせますが、まだまだ元気。その子をみとってから、ハーレーに続く第2の夢をかなえる予定。それが、全国の草競馬場をめぐる旅です」
広中さんの競馬歴は長い。広告代理店に入社してすぐにハマり、以来四十数年になる。
でも、奥さんから競馬について小言を言われたことは一度もない。なぜなら「むしろ、カミさんのほうが馬が大好きだから」と笑う。
奥さんの馬好きのきっかけは、広中さんに競馬場に連れて行かれたことに始まるそうだ。「30歳になる前のまだ若かりし頃、カミさんを東京競馬場に連れて行くと『馬がこんなにきれいだなんて』といたく感動。すぐに乗馬スクールに通い始め、ほどなくメンバーになり、今でも乗馬を楽しんでいます」という。