雨の日は電車を回避…くしゃみ1回で数百万個ウイルス飛散
雨が降った日に出かけるのは憂鬱だ。今日も先方からどうしても会いたいというので、乗客が少ない午後2時ごろの電車で向かったが、結局帰りは夕方になり、普段よりも少ないとはいえ、結構な人が乗っていた。
ウイルスには麻疹のように空気感染するものもあるが、コロナウイルスは基本的に飛沫感染である。ただ、飛沫といってもいろいろで、おしゃべりをするだけなら、1分間に600ぐらい、咳なら約3000、くしゃみなら4万ぐらい飛ぶといわれる。
もし、電車の中に無症状の感染者がいてくしゃみをしたとする。インフルエンザなら、1滴の飛沫に数千から数万のウイルスが含まれているというから、これがエアロゾルになって空気中を浮遊する。
新型コロナウイルスは、最初は無症状の人は感染させないといわれていたが、最近では無症状でも感染させるという論文もある。だから、同じ車両の中に無症状の感染者がいればウイルスをまき散らしているはずで、当然、私も吸い込むことになる。
■1回のくしゃみで数百万個のウイルスが飛散