なぜ開いた? シベリアの永久凍土に深さ50mの「謎の穴」
ロシア・シベリアのヤマル半島で、永久凍土の大地に深さ約50メートルの巨大な穴がポッカリと開いているのが発見され、「なぜこんな穴が開いたのか?」と話題になっている。
ロシアのテレビ局ベスティ・ヤマル(8月28日付電子版)などによると、この「謎の穴」は、ヘリコプターでまったく別の取材に赴いていた同局のクルーたちが上空から発見した。
穴の周囲には溶けかけた土や氷が半径数百メートルの円状に飛散。モスクワの「ロシア石油・ガス研究所」のバシリー・ボゴヤフレンスキーさんは同局にこう語った。
「おそらく地中に空洞があり、そこにガスが溜まっていった。内圧が高まり、おそらく厚さ5~10メートルの地層の“ふた”を吹き飛ばしたのでしょう」
さて真相は……。