不安や喜びを共有 福島沖地震でClubhouseの新側面が見えた
最近、ニュースやSNSでよく目や耳にする「Clubhouse(クラブハウス)」。昨年、米国で始まった新しいサービスだが、1月下旬頃、日本にも上陸しあれよあれよという間に話題となった。も芸能人や著名人が次々と参加し、賛否両論のリアクションを残しているが、「有益な使い方」を見出している層と、「一過性コンテンツ」として離れていく層に二極化しつつある。
音声版SNSということはなんとなく知っている方も多いと思うが、実際にどのように使われているのか。そしてどのような使い方ができそうなのか。その可能性も含めて少し考えてみたい。
■mixiに近い利用条件
前述したようにクラブハウスは音声のSNSだ。しかも録音や内容を他で公表することは禁止されているので、リアルタイムで参加することが前提となる。利用できるのは18歳以上でかつ、招待された人ということであるが、これらの条件で彷彿とさせるのはかつて流行したSNS「mixi(ミクシィ)」だ。