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上昌広医療ガバナンス研究所 理事長

1968年兵庫県生まれ。内科医。東京大学医学部卒。虎の門病院や国立がん研究センター中央病院で臨床研究に従事。2005年から16年まで東京大学医科学研究所で、先端医療社会コミュニケーションシステムを主宰し、医療ガバナンスを研究。16年から現職。

日本のコロナ対策が迷走したのは「医療」を制限し「公衆衛生」を優先したため

公開日: 更新日:
余裕がある今こそ、コロナ対策を総括すべき(人が行き交う渋谷スクランブル交差点=26日)/(C)日刊ゲンダイ

 北半球が冬を迎え、先進国でコロナの流行が拡大している。落ち着いているのは日本くらいだ。これはワクチン接種が遅れたため、多くの国民が接種から時間が経っておらず、免疫が残っているからだ。けがの功名にすぎない。余裕がある今こそ、我が国のコロナ対策を総括すべきだ。

 なぜ、日本の… 

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