森元首相が内閣改造人事で“黒幕”気取り 岸田首相への「お願いがその通りに」と大放言!

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 安倍元首相の急逝によって、政界は一気に“先祖返り”した感がある。会長を失って混乱する清和会(安倍派)は、OBの森喜朗元首相がやたらとメディアに登場して言いたい放題。人事についてもあれこれ口出しを始めた。

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  ◇  ◇  ◇

 10日の内閣改造で、岸田首相の後ろ盾を自任する麻生副総裁の影は薄かった。代わりに存在感を放ったのが、清和会の大ボス・森喜朗氏(85)と平成研(茂木派)のドン・青木幹雄元参院議員会長(88)である。森氏は2012年、青木氏は2010年に現役を引退。81歳の麻生副総裁よりさらに前の世代の政治家だ。

 内閣改造を控えた岸田首相は3日夜に森、青木の両氏と会食。森氏が地元紙「北國新聞」(12日付)のインタビュー記事で、その舞台裏を話しているのだが、安倍派にとって今回の人事は、「私がお願いしたことはその通りになった」と黒幕気取りだ。

 帰り際に岸田首相から「誰を起用すればいいか」と聞かれた森氏は、「萩生田、西村(康稔)、松野(博一)、世耕、高木(毅)の5人」の名前を挙げたという。その全員が重要ポストに起用されたり、留任したりした。森氏が得意満面なのもうなずける。

 もっとも、この日の会食は「茂木さんの幹事長起用で悪化した青木さんと総理の関係を修復するのが狙いだった」。続投になった茂木幹事長については、「私は茂木さんが代わればいいと思っていた」「正直、私は茂木さんに財務相か外相に移ってもらい、萩生田さんを幹事長にしたかった」とケチをつけている。岸田首相も青木氏も、茂木幹事長については話題にしなかったという。 

 会食には茂木派の小渕優子組織運動本部長が同席していたが、「青木さんは、小渕優子さんの将来を一番心配している」と言い、「いずれ平成研は小渕派になるということだろう」と、他派閥の将来まで“予言”する増長ぶりだ。

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