これが安倍氏国葬の内幕…会場では水しか飲めず、官僚は寝落ち、超グダグダ進行に怒号まで
元議員は「いつまで待たせるんだ!」とブチ切れ
何より参列者をイラつかせた原因は、段取りが悪く、進行が遅れに遅れたことだ。午後3時前に菅前首相が友人代表として弔辞を述べた後、米国のハリス副大統領、インドのモディ首相ら海外要人が花を手向けた。ところが、献花を終わらせた参列客の会場外への退出が進まない。献花台の脇から外に続く狭い通路に参列客が集中し、立ち往生。どうやら、出入り口に迎えの車が殺到し、退出がスムーズにいかなかったようだ。会場内では「ただいま、乗車に時間がかかっております」というアナウンスが繰り返されていた。
その結果、献花に想定以上の時間がかかり、しびれを切らした日本の政界関係者からは“怒号”まで飛んだ。
「なかなか献花できない状況に、ある元議員は『いつまで待たせるつもりだ。早く献花させろ!』とブチ切れていました。進行に時間がかかり過ぎて飽きてしまったのか、大声で話す元議員も多かった。長時間待たされ、ウンザリした表情を浮かべる海外参列客もいました」(ある参列者)
結局、国葬が終了したのは、予定時刻を1時間以上オーバーした午後6時過ぎ。1時間程度で式典を終えた英国のエリザベス女王の国葬が国際社会から称賛されたのとは大違いだ。こんなグダグダな国葬に16.6億円もの税金をつぎ込むなんて……。日本の国際的な評価はどうなるのか。