著者のコラム一覧

樋田毅ジャーナリスト

1952年生まれ。早稲田大学第一文学部卒。朝日新聞社会部で赤報隊事件を取材。著書に「記者襲撃」（岩波書店）など。「彼は早稲田で死んだ」（文藝春秋）で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。

統一教会早大原理研と「過ち」の原点

（4）若者たちを惹きつけた「壮大な理論」革マル、民青、左翼からの転向組も珍しくなかった

公開日：2022/09/29 17:00　更新日：2022/09/29 17:00

文鮮明氏の早稲田留学時代の下宿屋女主人と原研の合宿施設で記念写真（「播植十年」から、＝提供）

　早稲田大学原理研究会（早大原研）の草創期の記録「播植十年」によると、初代の早大原研委員長は生長の家の信者から改宗した。その上部団体の統一教会（現・世界平和統一家庭連合）も、草創期の幹部信者たちの多くは立正佼成会、生長の家などからの改宗組が目立った。日本統一教会の初代会長を務めた…

この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。

(残り1,056文字／全文1,197文字)

■関連記事

■関連キーワード

統一教会