著者のコラム一覧
村山治ジャーナリスト

1950年、徳島県生まれ。1973年に早稲田大学政治経済学部を卒業し毎日新聞社入社。1989年の新聞協会賞を受賞した連載企画「政治家とカネ」取材班。1991年に朝日新聞社入社。東京社会部記者として金丸事件、ゼネコン汚職事件、大蔵省接待汚職事件などの大型経済事件報道に携わる。2017年からフリー。著書に『特捜検察vs.金融権力』(朝日新聞社)、『検察 破綻した捜査モデル』(新潮新書)、『安倍・菅政権vs.検察庁 暗闘のクロニクル』(文藝春秋)『工藤會事件』(新潮社)など。最新刊は『自民党と裏金 捜査秘話』(日刊現代/講談社)

【東京佐川急便事件】異聞(30)「右腕一本落とすような話だ」佐川清は堰を切ったように渡辺批判を始めた

公開日: 更新日:

幹部の株とゴルフは厳禁

東京佐川急便の渡辺広康社長(当時)/(C)共同通信社

 筆者は、佐川清にも一度だけ取材している。

 週刊朝日の山本朋史記者から、京都で佐川清に会えることになった、一緒に取材に行かないか、と誘われたのは1991年7月中旬のことだった。山本は知る人ぞ知る敏腕記者。筆者同様、毎日から朝日への移籍組だが、駆け出しの支局時代にトラバーユ… 

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