わが家は節約上手か使い過ぎか 収入・貯蓄・生活費…年代別「お金の最新事情」はナンボ

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生活費のピークは50代で35万円

 隣の家庭は月にいくら使っているか。ウチより多いか、少ないか。わが家はもしかしたら使い過ぎでは……。家計調査(23年、2人以上世帯)にヒントがある。

 生活費(消費支出)を年代別に見ると、29歳以下は25万円ほど。30代は28万円、40代は32万円、50代は35万円、60代は31万円、70歳以上は25万円。50代がピークだ。

 50代をもう少し細かく見ていくと、食費(食料)に8万7306円を使っている。なかでも肉類(9037円)、野菜・海藻(8604円)、菓子類(7484円)の支出が多い。弁当、総菜などの調理食品は1万3056円、外食は1万6065円だ。このあたりが標準的な50代家庭ということになる。

 項目別に最も支出の多い年代を探ってみた。消費支出が最大の50代は、交通・通信、教育などでトップだった。高校・大学などに通う子供にお金がかかるようだ。

 パンや米などの穀類や肉類をたくさん食べるのは40代、一方、魚介類や野菜・海藻にお金をかけるのは70代以上だ。アルコール(酒類)が好きなのは60代らしい。

 年代別の「何にお金を使っている?」は別表の通り。自分の年代を見て、家計の参考にしてみてはどう?

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