祖師ヶ谷大蔵「湯パークレビランド」意外なストロングボナ3セットに“熱戦の証し”が!

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昭和風情たっぷりな穴場

 出てすぐの水風呂も広めだった。井戸水かけ流しでチラーなし。水温は季節によって16~21度。その日は18度。プチバイブラの井戸水はなんともまろやかで足を伸ばして火照りを取る。先ほどの紳士が「結構、熱いでしょ」という通りのストロング。「遅い時間は体育会系の若者で混むんだよ」と教えてくれた。

 2セット目も3セット目も8分でギブ。正直、10分は厳しく、手足にうっすらと浮かんだあまみが“熱戦の証し”です。露天エリアの石タイルベンチに座り、五月晴れを見上げながらそよそよとととのった。

 服を着てフロントで缶ビール250円を購入。天井にレトロなシャンデリアが飾られた休憩ルームのソファにどっかと座り、グビグビグビ。くぅ~、ウミャイ。ウルトラマンのフィギュアが置かれたガラス棚には、土地柄か著名人のサイン色紙がズラリ。「山田洋次監督もぶらりと寄ってくれたんですよ~」と2代目の奥さま小百合さん。物腰柔らかなご夫婦が営む銭湯は、昭和風情たっぷりな穴場です。 (イラスト・文=太田由紀)

■「湯パークレビランド」
(住)東京都世田谷区祖師谷1-24-1
(℡)03・3484・6768
(営)15時30分~25時
(休)火曜(祝日営業・翌日休み)

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