現役女子大生が人力車ガイド「俥夫」を始めた理由…仕事の魅力とは、収入は?

公開日: 更新日:

高田彩々良さん(順天堂大2年生)

 NHK朝ドラ「虎に翼」の女性弁護士のように、伝統的に男性の仕事だと思われてきた職場で活躍する女性が増えている。浅草観光の名物・人力車の現場でも同じことが起きていた。海外からの観光客に英語で話しかけたり、大通りを駆け抜けたりする人力車ガイド「俥夫」。男性が多いイメージだが、今や若い女性も珍しくない。いったい女性俥夫の実態はどうなっているのか。東京力車に所属する現役女子大生の高田彩々良さんに、男の職場に飛び込んだ理由と、仕事の魅力を聞いた。【全2回/前編】

【Q】人力車の俥夫を始めたきっかけは?

「大学1年の時、ソフトボールの先輩から誘われたんです。その先輩がやっているのを見て、格好いいなと思ってその日のうちに決めました。もともと走るのが好きで体力には自信があったので、絶対できると思っていました」

【Q】最初の印象はどうでしたか?

「最初は自信しかなかったですね。体力勝負だと思っていたので、ただ走ればいいと。でも意外に力だけじゃどうにもならないんです。お客さまを楽しませるためにはガイドの知識も必要だし、気遣いや心遣いも大切。頭を使う仕事でもあるんだなと気づかされました」

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 暮らしのアクセスランキング

  1. 1

    立花孝志氏はパチプロ時代の正義感どこへ…兵庫県知事選を巡る公選法違反疑惑で“キワモノ”扱い

  2. 2

    悠仁さまは東大農学部第1次選考合格者の中にいるのか? 筑波大を受験した様子は確認されず…

  3. 3

    立花孝志氏の立件あるか?兵庫県知事選での斎藤元彦氏応援は「公選法違反の恐れアリ」と総務相答弁

  4. 4

    政府のマイナ保険証強行に反旗! 原告団事務局長が明かす「対応義務化訴訟」に踏み切った医療現場の実態

  5. 5

    悠仁さまは学習院ではなぜダメだった?大学進学で疲弊する宮内庁職員「もうやめたい」と悲鳴

  1. 6

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  2. 7

    悠仁さまの進学先に最適なのは東大ではなくやっぱり筑波大!キャンパス内の学生宿舎は安全性も高め

  3. 8

    《#兵庫県恥ずかしい》斎藤元彦知事を巡り地方議員らが出しゃばり…本人不在の"暴走"に県民うんざり

  4. 9

    斎藤元彦知事は“無双”から絶体絶命に…公選法違反疑惑で刑事告発した上脇教授と郷原弁護士に聞いた

  5. 10

    “異例の成績”報道の悠仁さまに東大の「共通テスト重視」が与える影響は?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志氏はパチプロ時代の正義感どこへ…兵庫県知事選を巡る公選法違反疑惑で“キワモノ”扱い

  2. 2

    タラレバ吉高の髪型人気で…“永野ヘア女子”急増の珍現象

  3. 3

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 4

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  5. 5

    《#兵庫県恥ずかしい》斎藤元彦知事を巡り地方議員らが出しゃばり…本人不在の"暴走"に県民うんざり

  1. 6

    シーズン中“2度目の現役ドラフト”実施に現実味…トライアウトは形骸化し今年限りで廃止案

  2. 7

    兵庫県・斎藤元彦知事を待つ12.25百条委…「パー券押し売り」疑惑と「情報漏洩」問題でいよいよ窮地に

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    大量にスタッフ辞め…長渕剛「10万人富士山ライブ」の後始末

  5. 10

    立花孝志氏の立件あるか?兵庫県知事選での斎藤元彦氏応援は「公選法違反の恐れアリ」と総務相答弁