「マジック温泉 昭和浴場」で10分3セット ロビーでくつろぐと、即興マジックショーが!

公開日: 更新日:

マジック温泉 昭和浴場(東高円寺)

 東京メトロ丸ノ内線東高円寺駅2番出口から歩いて5分ほど。創業約70年の「昭和浴場」は、マジックが見られる異色の銭湯。マジック世界大会で世界一に2度輝いたタジマジックさんが3代目と聞けば納得だろう。

 フロントで入浴料550円+サウナ代100円+レンタルタオルセット代150円を払うと、サウナマットとともに次回のサウナ無料券や店内で使えるサービス券を頂けた! うれぴー。

 早速、服を脱いで浴場に入ると、女湯まで広がる壮大な浮世絵風の富士山タイル画に迎えられ、高天井の天窓から日が差し込む。その枠は江戸紫に塗られ、開放的。女湯との仕切り壁にも創業時からの牧歌的なペンキ絵が施され、昭和世代のド真ん中を突いてくる。

 リンスインシャンプーなどで汗を流すと、目の前の鏡はハート形。マジシャンが営む銭湯ならではの遊び心ですよ。

 地下水による冷水枕付き座風呂2床はやや熱めの43度、隣の冷水枕付き寝風呂2床は42度。どれも背中や腰・ふくらはぎなどにボボボボボ。

 さらに広い湯船の備長炭風呂は、ややぬるめの泡風呂での~んびり。マイルドな電気風呂1床は40度。一通り楽しんだところでサ室前にできた順番待ちの後ろにつくと、10分も待たず順番が。マットを手にイザ入室。

 おや、右手の電気サウナヒーターは初めて見る形で上部にサウナストーンが置かれていた。設定は120度でも壁の温度計は90度強だった。

「人の出入りが多いと、温度が下がるんです」とは男性スタッフだが、ちょうどいい熱さっス。夏に張り替えたばかりのヒノキベンチは上段3人、下段1人。上段ヒーター前にどっこいしょ。

 室内にはテレビもBGMもなく、脱衣場側の壁に時計があるのみ。集中して汗を流すゾ。ジリジリとした心地よい熱さに3分で汗がじわっと滴ってきて、5分で全身玉汗状態になったが、まだまだイケる。1セット目は節目の10分頑張り、汗ダラで退室した。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「マラソン」と「大腸がん」に関連あり? ランナー100人への調査結果が全米で大きな波紋

  2. 2

    “マトリ捜査報道”米倉涼子の圧倒的「男運」のなさ…海外から戻らないダンサー彼氏や"前科既婚者"との過去

  3. 3

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 4

    大阪・関西万博「最終日」現地ルポ…やっぱり異常な激混み、最後まで欠陥露呈、成功には程遠く

  5. 5

    米倉涼子“自宅ガサ入れ”報道の波紋と今後…直後にヨーロッパに渡航、帰国後はイベントを次々キャンセル

  1. 6

    アッと驚く自公「連立解消」…突っぱねた高市自民も離脱する斉藤公明も勝算なしの結末

  2. 7

    新型コロナワクチン接種後の健康被害の真実を探るドキュメンタリー映画「ヒポクラテスの盲点」を製作した大西隼監督に聞いた

  3. 8

    巨人の大補強路線にOB評論家から苦言噴出…昨オフ64億円費やすも不発、懲りずに中日・柳&マエケン狙い

  4. 9

    元体操選手の鶴見虹子さん 生徒200人を抱える体操教室を経営、“アイドル”も育成中

  5. 10

    地上波連ドラ3年ぶり竹内涼真に“吉沢亮の代役”の重圧…今もくすぶる5年前の恋愛スキャンダル