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植草美幸恋愛・婚活アドバイザー

恋愛・婚活アドバイザー。1995年、アパレル業界に特化した人材派遣のエムエスピーを創業(現・代表)。そこで培われたコーディネート力と実績を活かし、2009年、結婚相談所マリーミーをスタート。業界平均15%と言われる成婚率において、約80%の高い成婚率(※)を誇り、成婚件数 も1000件以上を数える。著書は「ワガママな女におなりなさい 『婚活の壁』に効く秘密のアドバイス」(講談社)、『「良縁をつかむ人」だけが大切にしていること』(諏内えみ氏との共著、青春出版社)、「結婚の技術」(中央公論新社)、「なぜか9割の女性が知らない婚活のオキテ」(青春出版社)など多数。(※)成婚退会者数÷全体退会者数で算出。

「35歳の女性は高齢者ですね」と答えた49歳おじさんの“結婚観”

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 別の50歳の再婚希望の開業医の男性は、前妻との間に大学生の娘がいましたが、「30歳までの女性」を希望し、32歳の女性を紹介したら「おばさんだった」とクレームが入りました。ただ結局、30歳未満の女性とデートまでは行けても、女性側が親に相談した時点で年齢差を理由に反対されてしまい、軒並み断られていました。

 最初の49歳の男性にも説明しましたが、30歳の女性の大半は30~33歳までの男性を希望します。そのため、49歳の男性は自分よりも16~19歳下の男性以上の魅力を持たなければスタートラインに立てません。現時点で年収が1000万円で大幅に勝っていても、30代の男性には将来がありますから、その方々と戦って若い女性と結婚したいというならば、相当な資産を持っているなど何か特別な魅力がなければ需要はありません。こういった常識的な視点が欠けている男性は、女性には子供を産めることを求めますが、「ご自身の精子の健康も検査して相手の女性にお伝えしなければいけませんね」とお伝えすると、「それは大丈夫だから」と検査を拒否します。

 中高年の方の婚活は、まずは自身の立ち位置を把握することから始めていただきたいと思います。

 ◇  ◇  ◇

 45歳以上で現時点での経済状況で若い女性を選びたがるが上手くいかないのはどうして?●関連記事【もっと読む】『「カネさえあれば…」はもう古い! 今どきの女性が絶対譲れない“結婚の条件”』…に詳しい。

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