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西村カリンジャーナリスト

仏の公共ラジオ「ラジオ・フランス」とリベラシオン紙の特派員。1970年、仏で生まれ、2004年末から20年までAFP通信東京支局特派員。近著に「Japon,la face cachée de la perfection(日本、完璧さの隠れた裏側)」、初の小説「L'affaire Midori(みどり事件)」。

死刑の現実を見て見ぬふりの日本政府

公開日: 更新日:
「死刑廃止は不適当」と会見で述べた鈴木馨祐法相(C)日刊ゲンダイ

 今年2月のフランス滞在中、パリの有名なカフェで、偶然、フランスの元首相、リオネル・ジョスパン氏が隣の席に座った。日本の政治や社会について雑談したら、話題は日本の死刑制度に発展した。ジョスパン氏も私も死刑反対の立場だ。

「確かに、日本はまだ死刑を執行しているね。不思議なこと… 

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