クリスマスツリー栽培で600万円稼ぎ、孫8人を大学へ! 米在住夫婦10年前の計画が結実する

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「素晴らしい投資だ」と話題になっている。

 米インディアナ州中部の田舎町ビーンブロッサムで農場を経営するブルース・カーペンターさんと妻のショーンさんは10年前、5000本の小さなモミや松の苗木を植えた。成長したらクリスマスツリーとして販売し、孫たちの大学進学資金にしようと計画したのだ。

 小さな苗木は10年で大きく成長し、現在、約1000本が1.8~4.3メートルの高さになった。

 夫妻には8人の孫がいて、その中の最年長は今年大学1年になった。夫妻はツリーの販売を決意し、11月30日に開始。農園の入り口には「クリスマスツリー販売中」の看板(写真)を掲げ、農場のフェイスブックに投稿して告知した。

 ツリーの価格は1フィートあたり10ドル(約1540円)。仮に在庫の60%を1本あたり平均83ドル(約1万2800円)で販売した場合、約5万ドル(約770万円)の売り上げが見込まれる。費用と税金を差し引いた純利益は約3万9000ドル(約600万円)となり、孫8人にそれぞれ約4875ドル(約75万円)を分配できる計算だ。

「時間はかかりましたが、ようやくその時が来ました」とショーンさん。「このツリーたちは単なる木ではありません。それぞれが私たちの家族の未来を支えるものです」と語った。

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