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黒岩泰株式アナリスト

山一証券、フィスコなどを経て、2009年4月に独立。独自理論である「窓・壁・軸理論」をもとに投資家に、株式・先物・オプションの助言を行う。著書に「究極のテクニカル分析」「黒岩流~窓・壁・軸理論」など。

地上3階と地下3階は「1.5倍」違う…株の世界にも似たようなことが

公開日: 更新日:

「おい着いたぞ。ここから俺は3階のダイヤを、おまえは地下3階の金を盗むんだ。急げよ!」

 ドロボーの会話である。しかし、手下は一向に戻ってこない。同じ3階なのに、時間を大幅にロス。そして、それが原因となって、あえなく捕まってしまった。

 一見、「同じ3階」なのでかかる時間も同じくらいだと思われるが、実は違う。スタートは1階なので、3階は2つ上がるだけ、しかし、地下3階は3つ下りなければならない。往復4と6の差。1.5倍も時間がかかってしまうのだ。

 株の世界でも同じような現象がある。「この株、すごく動くので2倍になる確率は50%、半分になる確率も50%」と言われたらどうだろう。

 一見、同じように聞こえるので、勝負は五分五分。あまり得なようには聞こえない。

 しかし、実際、上昇すれば100%のプラス、下落したとしても50%のマイナスで済む。差し引き儲かる確率が高いのである。

投資の世界はヒネくれていないと儲からない

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