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黒岩泰株式アナリスト

山一証券、フィスコなどを経て、2009年4月に独立。独自理論である「窓・壁・軸理論」をもとに投資家に、株式・先物・オプションの助言を行う。著書に「究極のテクニカル分析」「黒岩流~窓・壁・軸理論」など。

トランプ大統領の“戯言”に騙されるな! 情報をいろいろ集めると「本当の狙い」が見えてくる

公開日: 更新日:

 居酒屋で隣に座ったオヤジが静かに語りかけてきた。

「俺は数年前に妻と子供を交通事故で亡くし、今もその悲しみを引きずっている」と……。

 世の中にこんな不幸な話があるものか。実際に聞いたのは初めて。思わず涙がこぼれてしまった。

 だが、数日後にそれが「まったくのウソ」であることが判明した。どうやらその男、「虚言癖」があるらしい。

「なんだ、泣くの損した」

 ここで反応は大きく2つに分かれるだろう。ひとつはウソをつかれたことに怒ること。もうひとつは、「死んでなかった」と安心することである。果たしてあなたはどちらだろう。

 実は今、世界で同じようなことが起きている。「もし、トランプ関税がウソだったら」という話だ。

 多くの人は「えっ、まさか!」と思うに違いない。実際、アメリカは世界中に関税という網を投げ、多くの人々が困っているからだ。

 しかし、すでに「ウソ」の予兆は見え始めている。「相互関税」を開始してまもなく、「報復していない国」に対しては90日間の猶予を与えたからだ。

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