著者のコラム一覧
田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

早実初等部を凌駕する慶応幼稚舎の人脈網…パワーカップルを惹きつけるもう一つの理由

公開日: 更新日:

 兄弟2人とも幼稚舎出身。「スポーツ万能だったのは兄のほう」と振り返るのは幼稚舎関係者だ。3年生の時に野球を始めたが、5年生になるとヒザの成長痛に悩まされるように。中学、高校では野球から離れていた。大学に上がる前になって再び野球熱が上昇。そこで相談したのが塾高野球部の森林貴彦監督だった。幼稚舎教諭でもある森林氏は正吾の担任を務めた。

「幼稚舎ではクラス替えがないので、6年間、担任も一緒。強固な絆が生まれる」(幼稚舎関係者)

 正吾は森林氏を訪ねると、慶応大で野球部に入りたいと打ち明けた。中高6年間のブランクは小さくなかったが、森林氏は堀井哲也・大学野球部監督のもとに正吾を連れていき、入部許可を一緒に頼んでくれた。

 慶応では塾員、塾生(在学生)、教職員、保護者を「義塾社中」と呼ぶ。すべてをひっくるめて、ひとつのカンパニーととらえているのだ。その出発点である幼稚舎に人気が集まるのもうなずける気がする。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「墓じまい」に悩むシニア 費用や遺骨の始末より問題になる「家族の愛憎問題」

  2. 2

    馬場典子アナの「人生の転機」は日テレ入社7年目“福澤一座”の旗揚げ公演の初舞台

  3. 3

    長崎でも高市首相はスカスカ挨拶…戦争責任「反省なんかしておりません」95年の発言がSNSで猛拡散

  4. 4

    八王子実践・河本ロバート監督「ライブや家族旅行も、事前に相談があれば休ませます」

  5. 5

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  1. 6

    ヤクルト「早すぎた続投宣言」の代償…池山監督の来季続投決定後に泥沼、投手陣も崩壊

  2. 7

    国害SNSを告発 森山裕・自民党前幹事長「高市おろし」キーマンに急浮上の裏…不快感に国境なし

  3. 8

    中居正広氏が熊本地震被災地を支援と報道 引退後も変わらないチャリティー精神と芸能界復帰の可能性

  4. 9

    高市早苗がナチス礼賛本に推薦文…「♪盟友ナチス♪」の高須克弥を持ち上げた安倍晋三にも共通する体質

  5. 10

    巨人ドラ1候補に花巻東・古城大翔が急浮上! 父はG戦士「振り向けば古城」、岡本和真の後釜育成急務