著者のコラム一覧
松本泰「まつもと米穀」社長

1973年京都府生まれ。同志社大を卒業し、リクルート社などを経て、2005年、祖父の代から続く「まつもと米穀」の3代目社長に就任。コメ不足の影響で2025年3月に一時閉店していたが、同年9月2日から営業を再開。

(4)「日本のお米」の可能性を信じられるか…この転機は試練でもありチャンスでもある

公開日: 更新日:

忘れ去られてしまった新米のおいしさ

店内の様子(C)日刊ゲンダイ

 記録的な猛暑となったこの夏、炎天下の農家回りを繰り返した。京都府北部では7月の降水量が例年の1割程度となり、農家は未曽有の水不足に頭を抱えていた。銘米の産地として名高い京丹後市では、「7月は一滴も降らなかった」と話す人もいるなど局所的な渇水事例を耳にした。豊富な湧き水に恵まれる… 

この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。

(残り1,003文字/全文1,144文字)

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  5. 5

    (5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望

  1. 6

    「好感度ギャップ」がアダとなった永野芽郁、国分太一、チョコプラ松尾…“いい人”ほど何かを起こした時は激しく燃え上がる

  2. 7

    衆院定数削減の効果はせいぜい50億円…「そんなことより」自民党の内部留保210億円の衝撃!

  3. 8

    『サン!シャイン』終了は佐々木恭子アナにも責任が…フジ騒動で株を上げた大ベテランが“不評”のワケ

  4. 9

    ウエルシアとツルハが経営統合…親会社イオンの狙いは“グローバルドラッグチェーン”の実現か?

  5. 10

    今井達也の希望をクリアするメジャー5球団の名前は…大谷ドジャースは真っ先に“対象外"