東京23区にクマが出没する日は来るのか? 都の6市町村でハンターによる初の巡回を実施
クマは川沿いに移動し、その距離は100キロとも言われている。都内を流れる多摩川の上流は奥多摩だ。11月18日には、あきる野市でクマが目撃されている。東京23区に出没する危険はないのか。
「誰にも見つからずに23区まで来るにはかなりのハードルがあります。ただ、くまっぷの目撃位置を見ると、昨年と比べて西多摩地域の中でも日の出町など、東側の市街地付近で目撃があり、人里に近づいている傾向があります。クマは冬眠しても仮死状態にならないので、暖かければまた起きて行動する可能性があります。過去に東京で1、2月にクマが出没したことはありませんが、目撃情報があれば巡回を続けます」(担当課長)
2020年度の調査では、都内のクマの生息数は160頭。23年には町田市でツキノワグマが目撃されている。いつ出くわしてもおかしくない。


















