12月でも被害・出没続々…クマが冬眠できない事情と、する必要がなくなった理由

公開日: 更新日:

 クマは秋のうちに必要な脂肪分を体に蓄え、冬眠に備える。山の果実やドングリが大凶作だった今年は十分なエサを食べられず、飢餓状態となり、冬眠できないクマもいるとみられる。

「クマが冬眠するのは山の中にエサがなくなるこの時期、食べ物を探し回るよりも眠った方が、無駄なエネルギーを消費しなくて済むからです。それぞれ食料事情や住環境によって冬眠に入る時期は違いますが、絶対数からすると、これまでは大半のクマは冬眠していました。その一方でクマが人里に慣れてしまったのと、食べ物が豊富にあることが分かったのかもしれません。クマにとってはこの時期になれば冬眠するのが当たり前だったのに、エサがあるから冬眠する必要がなくなった可能性もありまます」(環境省の担当者)

 雪が降り、柿などの果樹が食べられなくなると、今後、腹をすかせたクマが民家に侵入して、食べ物を物色するケースも考えられる。これまで農作物だけでなく、乳牛や羊、鶏、犬、人間もクマに捕食されている。引き続き警戒が必要だ。

  ◇  ◇  ◇

 クマ被害についての最新ニュースは、関連記事【もっと読む】【さらに読む】などで詳しく報じている。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網