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黒岩泰株式アナリスト

山一証券、フィスコなどを経て、2009年4月に独立。独自理論である「窓・壁・軸理論」をもとに投資家に、株式・先物・オプションの助言を行う。著書に「究極のテクニカル分析」「黒岩流~窓・壁・軸理論」など。

今年はスポーツ「3大祭典」キーワードは大型テレビと最安値

公開日: 更新日:

「1人150万円!」

 しかも現地は激しいインフレの最前線だ。記録的な円安も相まって、バーガー1個が3000円。出塁するだけで、骨折するレベルである。

 極めつきは6月のサッカー・ワールドカップ。サムライブルーの勇姿を追う北中米への「3戦追っかけツアー」。その鑑定額は、驚愕の250万円! 老後の資金が、レッドカードの一発退場である。資産形成の努力が一瞬で無に帰すドーハの悲劇。

 だが、さらに恐ろしい落とし穴が隠されている。それは現地での入院リスクである。

 時差や興奮で体調を崩し、北米の病院に担ぎ込まれれば、そこには天文学的な医療費が待ち構えている。ちょっとした検査と一晩の入院で、旅費を上回る請求書が届くことも。

 高騰する海外旅行保険で備えたとしても、人生の最大資産である「健康」が損なわれてしまえば、それこそ意味がない。

 2026年、シニアの最大のテーマは「危機管理」である。

 無謀な観戦ツアーに思いを馳せるのではなく、現実を直視すべきだろう。検索窓には「ミラノ・ツアー」ではなく、「大型テレビ、最安値」と入力すべき。

 お茶の間を“熱狂スタジアム”に変えることで、時代の荒波を乗り越えろ! これが賢明なリスクヘッジとなる(笑)。

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