奈良県立民族博物館の収蔵庫パンク報道で注目 廃棄予定の資料はなぜ売れない? 考えられる解決策
コレクターがいれば二次流通の市場ができて資産価値が生まれる。そうなると、買い取り業者も積極的に買い入れるようになり、少なくとも捨てられることはなくなる。人気が出て展示会で集客できるようになれば、収蔵スペースも増床できるようになるだろう。しかし、民具を研究する学会は、これまで愛好家やコレクターを増やす努力を怠ってきたように思えてならない。
そこで、個人的にはHIKAKINやヒカルなどのインフルエンサーの力を借りて、民具の愛好家やコレクターを増やすことを提案したい。もしくは、「刀剣乱舞」のように民具を擬人化して、ゲーム化することも、この状況の打開策になるだろう。
筆者が高校生だった2000年代、「東京国立博物館」の刀剣の展示に見入っている若者はほとんどおらず、高齢者の刀剣愛好家が中心だった。それが今や、刀剣は非常に人気の高い展示になり、名刀1振りで展示会ができるほどの有力コンテンツになった。アイディアを練れば、民具のブームも起こせるはずである。
■地域の宝の行く末を考えるべき

















