「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?
塾経営者として独立するも失敗
Jさんが働くマクドナルドは80人くらいのクルーが在籍している店舗で、高校生からシニアまで幅広い世代がいる。
「いろんな世代の人と働けるのがいいですね。若い人と一緒の職場は活気があります」
ここに至るまでのJさんの人生は、波乱に富んでいる。
Jさんは20代のころは会社員として働いていたが、30歳になってから塾経営者として独立。小学生から高校生を対象に大学生のアルバイトを雇いながら、自身も塾講師として子どもたちに勉強を教えてきた。
「ピーク時は100人くらい生徒がいましたよ。1校では収まらず、2校目も開校しました。ところが徐々に生徒が減り、閉めるころには15人くらいになってしまって」
塾は12年続いたが、最後の2年間は近所に競合の塾ができ、そこに少子化も加わって生徒数が激減、Jさんの塾は倒産する。銀行から1000万円以上の借入れもあったJさんは自己破産も経験した。

















