(9)「お」や「ご」を必要以上に使っていませんか?
■大切なものに
「~してあげる」が使われるのは、食材や料理だけではありません。
例えば美容関係。「お肌を休ませてあげる」「髪にもしっかり栄養を与えてあげる」など、耳にすることがあります。また、お気に入りの洋服や靴を「きちんと手入れしてあげる」という言い方も、それほど不自然には感じません。
人に対する「~してあげる」は、使い方によっては上から目線に感じることがあります。一方で、人以外に使う「~してあげる」は、対象を大切に扱う気持ちを表す言葉にもなるのかもしれません。
資料をたどると、20年以上前には、物を相手にした「~してあげる」がすでに研究の対象になっていました。世代によっては、子どものころから耳にしてきた、違和感のない言い方なのかもしれません。


















