萱野稔人さん 国家も暴力も全て「哲学」が紐付けてくれた

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 精神科医の名越康文さんがゲストの知られざる一面に迫る本コラム。第3回は哲学界で異彩を放つ津田塾大学教授の萱野稔人さんです。哲学者としての原点に迫ります。

 ◇  ◇  ◇

名越 萱野先生は従来の哲学者のイメージとは異なり、枠にとらわれない活動をなさっています。

萱野 昔から興味の幅が広く、それらを紐付けてくれるのが、哲学だったのです。

名越 暴力をキーワードにユニークな国家論も展開されています。

萱野 誤解を恐れずに言えば、もともと暴力やカネが好きなんです。地元愛知県の岡崎は、私が生まれた1970年ごろはまだまだ貧しく、暴力のリアリティーを感じる環境で育ちました。

名越 経済復興を遂げたとはいえ、実はまだ戦争の記憶が生々しい時代です。

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