萱野稔人さん 国家も暴力も全て「哲学」が紐付けてくれた

公開日: 更新日:

萱野 いえいえ。1年目は語学学校、2年目から大学院に進学し8年ほどいましたが、最後までフランス語は苦手で、早く帰りたかったです。

名越 それは意外です。

萱野 1カ月の生活費は8万円程度の貧乏生活でもあったんです。当時のフランスは学費が安くて月3万~4万円、家賃と光熱費で3万円、ギリギリでした。地下鉄に乗れないどころか、愛煙していた紙巻きたばこもやめたぐらい。私が好きだった日本の銘柄の3倍以上の価格で、手が出ませんでした。

名越 ご苦労されたんですね。ただ、日本では哲学の教職の座は少ないと聞きます。

萱野 現在の大学の公募もたまたま条件がうまくハマりました。

名越 運は大事ですね。

萱野 そうですね。実は哲学でも「運」は隠れたテーマで、マキャベリも論じています。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    五輪観戦帰りに“密”発生確実 これが有観客で激ヤバの8会場

  2. 2

    厚労省がワクチン“死亡事例”の詳細を公表しなくなったナゼ

  3. 3

    宮本亞門さん「私が一番心配なのは国民の心が折れること」

  4. 4

    「孤独のグルメ」超人気を支える主演・松重豊の人柄と気合

  5. 5

    ワクチン副反応で新たな混乱“アセトアミノフェン薬”が品薄

  6. 6

    キムタク新CMに海外ドラマも…やっぱり“ラスボス”の存在感

  7. 7

    台湾に激震!アストラゼネカ製ワクチン接種直後に36人死亡

  8. 8

    大政絢「飯テロドラマ」でコロナ後“ひとり飲み女子”急増?

  9. 9

    菅首相“恐怖人事”で延命足場固め「官邸のアイヒマン」粛清

  10. 10

    また五輪“特権扱い” サーフィン会場でドンチャン騒ぎ容認

もっと見る