警察官に息子を殺された父親が、別の保安官代理を車ではね死亡させる…米オハイオ州で殺人罪などの有罪判決
米オハイオ州シンシナティで警察官に息子を射殺された男が、その警察官とは別の保安官代理を車ではねて死亡させた事件で男に殺人罪などの有罪判決が下された。
昨年5月1日、ロドニー・ヒントン・ジュニア被告(40=写真右)の息子(当時18)がシンシナティ警察の警察官に射殺された。息子は逃走中、銃を警察官に向けたとされ、ハミルトン郡検察当局は発砲を正当だと判断した。
被告は翌2日、息子が射殺される様子を録画した警察官のボディーカメラ映像を見て、その数時間後、交通整理をしていたハミルトン郡保安官事務所のラリー・ヘンダーソンさん(57)を車ではねたのだ。ヘンダーソンさんは病院に搬送されたが、死亡が確認された。
検察側は、被告が息子の死に憤り、法執行官の制服を着たヘンダーソンさんを意図的に狙ったと主張した。一方、弁護側は、息子を失った精神的衝撃に加え、精神疾患で心神喪失の状態に陥っていたと主張。事件当日、自殺を図ろうとしており、自分の行為の違法性を理解できなかったとして、無罪を求めていた。
11月16日に量刑が言い渡される予定で、検察側は15年から終身刑を求めている。
判決を受け、「故意の殺人として正当な判決」との声が大半だが、「息子が射殺されたことや精神疾患を考慮すべき」とする意見も上がっている。



















