“マクロ経済スライド”で40代、50代の年金は今後どうなる

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 今年はおよそ5年おきに行われる年金財政検証の年に当たる。とはいえ、過去に「年金が上がる」といった検証がなされたことはなく、現役世代の給付額を下げることばかり話し合われてきた。今回も委員から「最悪のシナリオも考えてみてはどうか」という発言が飛び出ている。

  ◇  ◇  ◇

 マクロ経済スライドが発動され、今年度の年金額が昨年度より0.1%増えている。厚労省によると、モデル世帯(夫婦)の受給額は、22万1277円から227円増えて22万1504円。国民年金(1人分)は、満額6万4941円が67円増えて6万5008円になった(表1)。

 年金が増えるのは単純にうれしいが、マクロ経済スライドと聞いてピンとくる人は少ないだろう。「マクロ経済スライドとは、そのときの社会情勢に合わせて、年金の給付水準を自動的に調整する仕組み」(厚労省年金局)のこと。年金というのは本来、世の中の賃金や物価の上昇や減少と一緒に増えたり減ったりするものだが、上がったからといって、そのまま高齢者に分配していては「100年安心年金」の持続が難しくなる。

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