中江滋樹
著者のコラム一覧
中江滋樹「投資ジャーナル」元会長

「投資ジャーナル」元会長。1954年、滋賀県近江八幡市生まれ。県立彦根東高校卒業。一時「兜町の風雲児」として注目されたが、1985年、7000人余りから580億円をだまし取ったとされる詐欺事件が発覚。首謀者として逮捕され、懲役6年の判決を受ける。その後、表舞台から姿を消し、一時死亡説も流れた。

全国模試の数学で3番になった秀才も家出を機に進学断念

公開日: 更新日:

 ジャパンライン相場で大きな結果を出した中江だが、その年の大学受験には失敗した。しかし進学を諦めてはいなかった。経済評論家の竹村健一がテレビで「これからの世の中は大卒でないと通用しない」と発言していたこともあり、大学生として相場を続けていく気持ちが強かった。

「ボクは頭が良くて、彦根東高時代は全国模試で数学が3番になったこともある。当時、国立2期校に合格する学力が必要といわれた京都の駿台予備校の午前試験にも受かった。そんなボクだから受験勉強は秋から3カ月やれば、どこかに入れるだろうと思っていた」

 予備校に通い始めてほどなくして、中江は京都市内に一軒家を購入する。予備校に通うための交通費より家を買った方が得だと思ったからだ。

「相場で儲けた100万円を頭金にしてローンを組んだ。キャッシュでも買えたが、投資資金が減るのが嫌だったし、あくまでも家賃の先払いの感覚だった。学生ではローンを組めないので家の名義はオヤジにした。これが失敗だった。8月ごろに兄貴が結婚するので、その家を兄貴に貸してやってくれとオヤジとおふくろが頭を下げてきた。息子の家を取り上げようとする親も親だが、ろくに働かない兄貴にも腹が立った。大学受験を控えた大事な時期に面倒くさいことを言ってきた家族に愛想を尽かして家出を決意した」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    嵐・二宮和也 “匂わせ彼女”伊藤綾子と入籍した男の決断

  2. 2

    “悪党”がゾロゾロ…桜を見る会の怪しい招待客選定プロセス

  3. 3

    「G線上のあなたと私」の “口角上げ”松下由樹は経験の賜物

  4. 4

    森喜朗の正論にIOCが無理難題 やめたやめた!五輪返上!

  5. 5

    FA美馬&鈴木獲りで“金満”原監督「人的補償は敵」の大放言

  6. 6

    格差広げる中高一貫校 子供の未来は12歳で決まってしまう

  7. 7

    メジャー挑戦 球界No.1二塁手広島・菊池涼介の意外な評価

  8. 8

    物事の本質触れず都合のいい数字だけ持ち出す「安倍語法」

  9. 9

    エロス全開でも恋愛封印…田中みな実が抜け出せない“過去”

  10. 10

    原監督「セ軍もDH制」提言のお笑い OBは「短絡的」と指摘

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る