有森隆
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有森隆ジャーナリスト

30年余、全国紙で経済記者。豊富な人脈を生かし取材・執筆中。「『ゴーン神話(マジック)』の終焉 日産を覆う不安の正体」(「月刊現代」2006年12月号)、「C・ゴーン『植民地・日産』の次の獲物(ターゲット)」(同09年1月号)などを執筆。「日産 独裁経営と権力抗争の末路――ゴーン・石原・川又・塩路の汚れた系譜」(さくら舎)を3月に上梓。

日本製鉄<下>八幡製鉄所「名前」の次は高炉の火が消える?

公開日: 更新日:

 八幡製鉄所の前身は官営製鉄所である。

 日清戦争に勝利した日本は1891(明治24)年、東田第一高炉の建設を始めた。1901年2月、高炉の火入れが行われた。建設資金は日清戦争で得た賠償金で賄われた。

 八幡村(現・北九州市八幡東区)が選ばれたのは、原材料となる石炭を筑豊炭田から鉄道や水運で大量に運ぶことができたからである。

 釜石製鉄所は日本最古の製鉄所である。1887(明治20)年から操業を続ける釜石鉱山田中製鉄所が前身。2015年、官営八幡製鉄所の旧日本事務所や釜石製鉄所の橋野高炉跡などが世界遺産に登録された。

 八幡製鉄所は戦前と戦後の高度成長期に「鉄は国家なり」を体現した。

 旧八幡市の市歌がある。「七色の煙、われらの誇り」。八幡市は高炉から立ち上る煤煙で空が七色に煙ることを繁栄のシンボルとした。1963年、八幡、門司、小倉、若松、戸畑の5市が合併、北九州市となる。

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