トークナビ 樋田かおり社長(1)社長を含め研修講師が全員、「女子アナ」の会社

公開日: 更新日:

 1985年6月、岐阜市生まれ。5歳と3歳年上の兄2人がいる末っ子で、「子供の頃、田んぼ道でキジに追いかけ回された思い出は、いまだに忘れられません」というのどかな町で育った。地元の公立小学校に通いながらピアノを習っていたのは、父親がピアノの調律師だったからだ。

「『チューリップ』の曲を弾きながら〈咲いた~咲いた~〉なんて歌わされるんですが、人前で声を出すのが嫌で嫌で……声が小さいので、授業中に男の子から『聞こえませ~ん』とからかわれたり、通知表の先生のコメント欄に毎回〈おとなしい〉と書かれてガッカリしていましたね」

 小学校の卒業式でのこと。卒業生全員が順番にひと言ずつ答辞を述べる時に、緊張のあまり言葉が出ず、半ベソをかいてしまったという。

 当然ながら将来、人前で話すアナウンサーになるとは夢にも思わず、樋田がアナウンサーになったと聞いた小中時代の先生や同級生たちも思わず「えっ、あの子が!?」とのけぞったらしい。

「中学で陸上部に入ったあたりから、少しずつ活発になっていったような気はします。3年間、毎朝3キロ走ったり黙々と練習して、800メートルや1500メートルなら学校で一番、市の大会でも入賞するぐらいには速かったんですよ」と笑う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  2. 2

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  3. 3

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 4

    「べらぼう」大河歴代ワースト2位ほぼ確定も…蔦重演じ切った横浜流星には“その後”というジンクスあり

  5. 5

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  1. 6

    「台湾有事」発言から1カ月、中国軍機が空自機にレーダー照射…高市首相の“場当たり”に外交・防衛官僚が苦悶

  2. 7

    高市首相の台湾有事発言は意図的だった? 元経産官僚が1年以上前に指摘「恐ろしい予言」がSNSで話題

  3. 8

    AKB48が紅白で復活!“神7”不動人気の裏で気になる「まゆゆ」の行方…体調は回復したのか?

  4. 9

    大谷翔平も目を丸くした超豪華キャンプ施設の全貌…村上、岡本、今井にブルージェイズ入りのススメ

  5. 10

    高市政権の「極右化」止まらず…維新が参政党に急接近、さらなる右旋回の“ブースト役”に