著者のコラム一覧
有森隆経済ジャーナリスト

早稲田大学文学部卒。30年間全国紙で経済記者を務めた。経済・産業界での豊富な人脈を生かし、経済事件などをテーマに精力的な取材・執筆活動を続けている。著書は「企業舎弟闇の抗争」(講談社+α文庫)、「ネットバブル」「日本企業モラルハザード史」(以上、文春新書)、「住友銀行暗黒史」「日産独裁経営と権力抗争の末路」(以上、さくら舎)、「プロ経営者の時代」(千倉書房)など多数。

コクヨ(下)新規事業の創出をテコに脱同族へ 海外比率をどう高めるか

公開日: 更新日:
ペーパーレス化に直面(C)日刊ゲンダイ

 ぺんてるの敵対的買収失敗はコクヨの経営にどのような影響を及ぼすのか。売上高に占める海外事業比率が1割弱の同社にとって、買収の失敗の痛手は大きい。海外比率が6割強に達し、120以上の国・地域で展開するぺんてるが、成長エンジンとして必要不可欠だったからだ。

 コクヨは富山から… 

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