色あせる新浪経済同友会の“先進性”…「活・原子力」提言で180度の方向転換

公開日: 更新日:

 そうなら情けない。原爆に原発事故と、日本は悲惨な体験を持つ。その日本こそ、人材を結集して新たなエネルギー源をつくり出すべきだ。「原子力を語れない空気を払拭する」などと、国民感情を逆なでする言い方はおかしい。

 ずいぶん気合が入っているな。提言は委員会的な場で議論したそうで、提案者らは福島原発の事故現場も見るなど手順は踏んでいる。「次の有力な選択肢ができるまでの間」とあり、先々についてはさらに議論を進めるのだろう。

 でも、トラブルが続いて運転許可が出ない東京電力柏崎刈羽原発の再稼働を、応援する形になる。

 確かに、そう受けとられかねない。

 新浪代表幹事の意向に沿った提言なのか?

 新浪氏も議論に参加し、「活・原子力」に賛成したらしい。

 東電になぜトラブルが多いのかを掘り下げ、安全対策を深めないと、何か起きたら提言が「暴言」になりかねないぞ。

(構成=竜孝裕/ジャーナリスト)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に