西村康稔氏が「駅前ビラ配り」で裏金事件釈明 有権者の反応は「否」…怒りと呆れの集中砲火

公開日: 更新日:

 明石駅前で配ったビラには、あらためて「私は、秘書に対し、ノルマ分を売ればいいと伝えていましたので、これら清和会からの還付金について、私自身は把握しておらず、私の政治団体の収支報告書は適正に作成・提出されているものと認識しておりました」「しかし、今回の件が報道されるようになってから、あらためて確認したところ、還付金を受けていたとのことでした。裏金は一切ありません」などと釈明。

 そのうえで、「このような事態を招いたことについてお詫び申し上げます」「安倍総理に対しても、大変申し訳なく思っております」「清和会は解散することを決定しましたが、まずは国民の皆さまの政治への信頼回復に向けて、説明責任をしっかりと果たしたいと思います」とあった。

 裏金問題発覚後に開かれた2023年12月8日の参院予算委員会で、「いま一度秘書に、そして帳簿、通帳、精査を、確認作業を急がせているところ」「適切なタイミングでしっかりと説明責任を果たしたいというふうに考えております」と繰り返していた西村氏。

 検察の捜査が一段落し、自身に対する立件の可能性が低くなった今が「適切なタイミング」と判断したのだろう。しかし、ビラ配りの報道を見たと思われる有権者からはこんな怒りの投稿が相次いだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    コメ増産から2カ月で一転、高市内閣の新農相が減産へ180度方針転換…生産者は大混乱

  2. 2

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 3

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  4. 4

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  5. 5

    ヤクルトのドラフトは12球団ワースト…「余裕のなさ」ゆえに冒険せず、好素材を逃した気がする

  1. 6

    小泉“セクシー”防衛相からやっぱり「進次郎構文」が! 殺人兵器輸出が「平和国家の理念と整合」の意味不明

  2. 7

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  3. 8

    菅田将暉「もしがく」不発の元凶はフジテレビの“保守路線”…豪華キャスト&主題歌も昭和感ゼロで逆効果

  4. 9

    元TOKIO国分太一の「人権救済申し入れ」に見る日本テレビの“身勝手対応”

  5. 10

    “気分屋”渋野日向子の本音は「日本でプレーしたい」か…ギャラリーの温かさは日米で雲泥の差