萩生田政調会長は安倍派5人衆の中、唯一“ダンマリ”の醜悪…重要選挙前の「猛批判」回避に躍起

公開日: 更新日:

 デカイ体の割に随分と女々しい態度だ。自民党派閥の裏金事件を巡り、野党が安倍・二階派所属の計51議員に衆院政治倫理審査会(政倫審)への出席を要求。与野党は来週にも政倫審を開催する方向で調整に入ったが、肝心の安倍派5人衆の対応が割れ、物議を醸している。往生際が悪いのは、萩生田前政調会長だ。

  ◇  ◇  ◇

 5人衆のうち、西村前経産相がいち早く政倫審出席の意向を“抜け駆け”表明。21日は松野前官房長官と高木前国対委員長、世耕前参院幹事長が「俺も俺も」と続いたが、萩生田氏はただ一人、ダンマリを決め込んでいる。「出席に難色」と伝えられていた高木氏までが手を挙げたのに、萩生田氏は最後まで拒んだ格好だ。

「萩生田さんは条件付きながら、5人衆で最も早く『出席を拒むものではない』と前向きな姿勢を見せていました。ところが、安倍派の事務総長経験者ではないこともあり、本音では出たくないと思っていたようです。何より、裏金額が2728万円と5人衆の中でも突出しているので、野党の追及が厳しくなるのは確実。政倫審に出て、ダメージを受けることを嫌がっていたといいます」(官邸事情通)

 どうやら、ブーイングを浴びるわけにはいかない事情があるようだ。16日付の萩生田氏のメルマガに、その一端が見て取れる。

 萩生田氏はこの日、会長を務める自民党東京都連の定期大会に代わる総務会に出席。役員の改選先送りを決めた。裏金事件を受け、安倍派所属の他県の県連会長が相次いで辞任する中、自身の都連会長続投について、こう釈明している。

〈昨年末に党政調会長を辞任した時に都連会長についての進退伺いを出しましたが、(中略)都議補選の候補選定や都知事選の対応など重要案件を抱えている中で辞める事の方が迷惑をかけるとの(役員)選考委員会の皆さんの判断で、もうしばらく頑張る事になりました〉

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • トピックスのアクセスランキング

  1. 1

    庶民生活は100円ショップ頼りに…GW旅行者数は好調も、「情報」と「生活費」は節約志向

  2. 2

    連休明けに価格転嫁の大波が押し寄せる…ホルムズ海峡航行困難で3月「企業サービス」異例のコスト増

  3. 3

    赤沢経産相“ナフサ不安”の呆れた責任逃れ シンナー不足「目詰まり」「解消済み」に塗装業界は不信感

  4. 4

    石油備蓄に奇妙な“二重基準”…1日の消費量が日本政府は「176万バレル」で国際基準は「336万バレル」のナゼ

  5. 5

    「インフレ加速」が高支持率に浮かれる高市政権のアキレス腱に…物価高もう一段の7月に危機到来

  1. 6

    足元ではコメ値下がりも新たな問題が…加工米が4万トン不足で日本酒業界もピンチ

  2. 7

    ナフサ危機で中小メーカー4万社超「調達リスク」に悲鳴…高市政権は医療分野すら「優先配分ナシ」の塩対応

  3. 8

    「プーチン心停止で影武者代行」情報…訪中大失敗のストレス、ロ国内に広がる大統領5選は無理の空気

  4. 9

    1ドル=160円にらむ円安進行に後手後手…日銀「4月利上げ後退」で庶民生活はジリ貧の一途

  5. 10

    麻生太郎氏に「10月政界引退説」 派閥の「裏金疑惑」拡大で窮地…気づけば孤立無援

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国会前デモ「ごっこ遊び」揶揄で炎上の高市チルドレン門寛子議員 被害者ヅラで取材依頼書さらし“火に油”

  2. 2

    TBS「テレビ×ミセス」のスマスマ化で旧ジャニ不要論が加速 “体を張るイケメン”の専売特許は過去のもの

  3. 3

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 4

    「自転車1メートル規制」で渋滞発生 道路交通法改正とどう付き合うべきか

  5. 5

    迷走から一転…NHK朝ドラ「風、薫る」にヒットの予感が漂うワケ

  1. 6

    嵐の大野智と相葉雅紀、二宮和也が通信制高校で学んだそれぞれの事情

  2. 7

    中居正広氏の公式サイト継続で飛び交う「引退撤回説」 それでも復帰は絶望的と言われる根拠

  3. 8

    「得したつもりで毎月赤字」…ポイ活にハマる人ほど貧乏になる背景と損をしない使い方

  4. 9

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  5. 10

    日ハム「にわか成り金」のトホホ 有原航平が防御率8.23で二軍落ち…「ドラフトと育成」は今や過去