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村山治ジャーナリスト

1950年、徳島県生まれ。1973年に早稲田大学政治経済学部を卒業し毎日新聞社入社。1989年の新聞協会賞を受賞した連載企画「政治家とカネ」取材班。1991年に朝日新聞社入社。東京社会部記者として金丸事件、ゼネコン汚職事件、大蔵省接待汚職事件などの大型経済事件報道に携わる。2017年からフリー。著書に『特捜検察vs.金融権力』(朝日新聞社)、『検察 破綻した捜査モデル』(新潮新書)、『安倍・菅政権vs.検察庁 暗闘のクロニクル』(文藝春秋)『工藤會事件』(新潮社)など。最新刊は『自民党と裏金 捜査秘話』(日刊現代/講談社)

【東京佐川急便事件】異聞(242)落選候補に続き当選1,2回生23名の取り調べに乗り出す特捜部

公開日: 更新日:
森喜朗幹事長への対応も協議した(1994年当時)/(C)共同通信社

 1992年12月2日に開かれた最高検の「佐川事件会議」。会議メモによると、金丸信の金庫番秘書、生原正久の国会証人喚問前の再聴取の要否の検討に続き、5億円の使途をめぐる告発事件の捜査状況と処理見込みについて、東京地検特捜部から報告が行われた(太字はメモを引用)。

 会議メモ… 

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