著者のコラム一覧
ラサール石井参議院議員

1955年生まれ。大阪市出身。渡辺正行、小宮孝泰と結成したお笑いトリオ「コント赤信号」で人気に。声優、俳優、司会者、脚本家、演出家、コラムニストとして活躍。第23回読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。2025年、参院選に社民党から立候補し当選。副党首に就任。

大阪万博またまた軌道修正…赤字が出れば出るほど経済効果が上がる摩訶不思議

公開日: 更新日:

 いやいや、60が40になってる段階で間に合ってないから。それなら入場料7500円も3分の2にしてもらいたい。

 しかも「開幕しても内装が間に合わないところはあるかも。でも前の万博でもそういう例はあった」と、また弱気なことを強気に発言。いやいや54年も経ってるんだから「今回はそういうことのないようにする」というのが普通なのでは。

 だいたいこの人の断言は信用できない。「絶対実現させる」と言った大阪ワクチン。「大発見だ」と言ったイソジン。「自転車のように飛び回る」と言った空飛ぶクルマ。「増額しない」と言った予算は2倍に。

 何より信用できないのは経済効果だ。建設費が倍増してから、なぜか経済効果の金額が増えた。よく見たら、建設費が増えればそれは建設業界の黒字になり、経済効果に算出されるのだ。

 赤字が出れば出るほど経済効果が上がる。そんな不思議なことがあるだろうか。

 要は我々の税金が回り回って企業を潤すと、経済効果が上がるらしい。

 そんなバカな。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  3. 3

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  4. 4

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  5. 5

    やす子の毒舌芸またもや炎上のナゼ…「だからデビューできない」執拗な“イジり”に猪狩蒼弥のファン激怒

  1. 6

    羽鳥慎一アナが「好きな男性アナランキング2025」首位陥落で3位に…1強時代からピークアウトの業界評

  2. 7

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 8

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  4. 9

    渡部建「多目的トイレ不倫」謝罪会見から5年でも続く「許してもらえないキャラ」…脱皮のタイミングは佐々木希が握る

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」