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中西文行「ロータス投資研究所」代表

法政大学卒業後、岡三証券入社。システム開発部などを経て、岡三経済研究所チャーチスト、企業アナリスト業務に従事。岡三インターナショナル出向。東京大学先端技術研究所社会人聴講生、インド政府ITプロジェクト委員。SMBCフレンド証券投資情報部長を経て13年に独立。現在は「ロータス投資研究所」代表。

株価乱高下はまるで「貯蓄から投機」…不確実性とリスクの高まりを専門家も警告

公開日: 更新日:

 岸田文雄首相のお盆中の突然の総裁選不出馬表明。休みだった官僚は急きょ、出勤したらしい。株式市場の乱高下を知り、「聞く耳」を持つ岸田首相は、間接的に株式投資の怖さを知っただろう。岸田首相不出馬を受け、自民党の若手議員らは「世代交代」を訴える。

 スマートフォンで24時間売買できるインターネット株式取引の普及で、投資家も「世代交代」だ。同調性が増し、「付和雷同」のように株価は乱高下。「貯蓄から投資」ではなく、株価操作も容易な「貯蓄から投機」に見える。

 先週14日、多くの日本株で大株主に名を連ねるノルウェー政府年金基金の運用機関トップ、タンゲン氏でさえ、株式市場の不確実性とリスクの高まりにより、今後は株式市場から近年のようなリターンは期待できないとの見方を示した。

 タンゲン氏は決算に関する会見で、「ファンドのこれまでの発展を見ると順調に見えるが、このまま続くことはないだろう」「株式市場は長期的にはこうはいかない。世界には多くの不確実性があり、地政学的状況も全く異なる」とし、「株式市場には以前よりも多くのリスクが存在する」と指摘した。

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