石破首相の逆ギレは説得力ゼロ 「2000万円支給問題」は裏金事件と同じ構図…またも露呈した無反省ぶり
石破首相は「憤りを覚える」と逆ギレしているが、裏金事件で自民党の信用や信頼が崩れている中、なぜ国民から、さらなる疑念を持たれるような振り込みをしたのか。「活動費」というのであれば、別に衆院選が迫ったこのタイミングで振り込まなくてもよかったではないか。
2021年9月。石破首相は民放番組に出演した際、森友・加計問題についてノラリクラリはぐらかし続けてきた安倍元首相の姿勢をこう批判していた。
「説明は一生懸命してきたという風に安倍前総理はおっしゃっておられます。説明はしたんでしょ。じゃあ国民は納得したか。共感したか。分かったと思ってらっしゃるかということです。説明責任というのは、説明しましたよということだけでなく、多くの国民の方がそういうことだったんだねと納得してくださる。それが説明責任を果たしたことだと思っています」
裏金候補の党支部に対する2000万円支給問題で、今の石破首相の説明に共感し、納得している国民は果たしているのだろうか。
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