経産大臣が「トランプ関税」除外交渉で訪米…日本の通商政策のキーマンはあの“LGBT差別官僚”

公開日: 更新日:

更迭されても出世の非常識

 荒井氏は更迭された後、経産省に戻され、大臣官房付となったが、わずか5カ月後の同年7月には幹部職の大臣官房審議官(通商政策局担当)に復帰。その1年後の昨年7月に通商政策局長に昇格した。入省年次と年齢を考えれば、まだ事務次官の目もある。安倍晋三方式のおべんちゃら連発交渉を首相や大臣に促し、トランプ関税を退けて手柄をあげ、“完全復権”を狙っているのか。

「霞が関の常識では、予算案審議中の大臣外遊は異例。このタイミングで行くからには、米側との間で、ある程度あたりがついている可能性はある。トランプ大統領が喜びそうな土産を持って行き、他国よりは少しマシな結果が出れば、よくやったというシナリオなのか。元気な官僚がお膳立てして、武藤経産相を振りつけているのだろうとみていました」(元経産官僚・古賀茂明氏)

 あれだけの差別発言で更迭されても、出世するのが霞が関の非常識な不文律。そういえば、森友学園をめぐる公文書改ざんで処分された財務官僚もみな出世した。つくづく国民は舐められている。

  ◇  ◇  ◇

 北海道新聞が6日、自民党が夏の参院選に杉田水脈前衆院議員を擁立する方針と報じた。杉田水脈氏といえば、同性カップルを念頭に「『生産性』がない」と月刊誌に寄稿し、大炎上した過去が。●関連記事【もっと読む】『石破首相が党保守派に配慮? 自民が参院選に杉田水脈氏を擁立へ…広がる“人権侵犯議員リターンズ”の懸念』で詳報している。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • トピックスのアクセスランキング

  1. 1

    福岡ローカル「西鉄」が"本業"以外で大躍進のワケ 国際物流事業は国内4位でコロナ禍の営業収益は12%増

  2. 2

    高額療養費制度があるから医療保険はいらない? 病院の窓口業務を行う筆者が実際に骨折して感じたこと

  3. 3

    国内でも失われつつあるスタバの居心地のよさ…米国本社が日本事業を売却へ

  4. 4

    ホルムズ海峡再封鎖で日本は原油危機から脱出できず…高市政権が胸張る「代替調達」説明にも疑義アリ

  5. 5

    累積赤字540億円!クールジャパン機構の統廃合は「当然の帰結」…グーグル日本法人元社長が抱いていた違和感

  1. 6

    ZOZOマリン“ドーム化”で総工費1000億円超えも 渋滞・液状化・税負担…千葉市が抱える数々の火種

  2. 7

    原油上昇から9カ月遅れで襲い来る狂乱物価を高市政権が野放し…今も補助金政策にドヤ顔の経済オンチ

  3. 8

    元LINE社長・森川亮氏が語る「日本がアップルを追い抜き、グーグルを倒す契機を逃した理由」

  4. 9

    片山・ベッセント会談で飛び交う臆測…迫る39年半ぶり円安でスピード利上げはあるか?

  5. 10

    預金金利は上昇でも…日銀利上げがもたらすのは「格差の拡大」

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相の沖縄「慰霊の日」追悼スピーチは99%安倍元首相のコピペ…唯一の違いは旧日本軍の神聖化

  2. 2

    福岡ローカル「西鉄」が"本業"以外で大躍進のワケ 国際物流事業は国内4位でコロナ禍の営業収益は12%増

  3. 3

    高市首相の“恥”行動が海外に飛び火! 英タイムスがG7外交をディスり、英FTは国内財界との没交渉ぶりを暴露

  4. 4

    歌手・小椋佳さん「たばこの煙が悩みを解いてくれた」…82歳の今も週1でコンサート

  5. 5

    西武が交流戦初Vも…ワガママエース今井達也の放出こそが“最大の補強”だった説

  1. 6

    AKB峯岸みなみの“丸刈り写真” 世界中で相次ぐ目撃情報の謎

  2. 7

    【高校野球怪情報】沖縄尚学・末吉良丞“プロ回避”に現実味…左肘不安で浮上する「東都の名門」の影

  3. 8

    『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』オールキャリアを代表する傑作のトリセツに注意セヨ

  4. 9

    『グッド・デイ・サンシャイン』一筋縄ではいかないヘンテコこそが中期のすべて

  5. 10

    東京ビートルズの番組が、ビートルズ来日から60年後となる日に放送決定