春闘賃上げ率は3期連続の上乗せならず…関税と物価高で企業業績はますます不透明に

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 政府は「新しい資本主義実現会議」(5月14日)で、今後5年間で年1%程度の実質賃金の上昇を賃上げのノルマとして定着させる、という目標を掲げた。物価の高騰に、好調だった企業の収益悪化の見通しは、先行き不透明感をさらに強める。

(ジャーナリスト・木野活明)

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