投資詐欺で息子を“勘当”…93歳の不動産王ドナルド・ブレンの巨額遺産問題が全米で話題

公開日: 更新日:

 その総資産額はなんと推定190億ドル(約2.85兆円)にも達する。「LAタイムズ」によれば、デビッドは、投資家たちに「父にすぐ電話できる」と豪語して信用を得ていたが、実際には過去の養育費をめぐる訴訟で親子関係は冷え込んでおり、10年以上も顔を合わせていなかったという。

 今回の騒動を受け、父ドナルドは自身が率いるアーバイン・カンパニーを通じて、「我々はこの人物と個人的にも業務的にも関係はない」と短くも断固とした声明を発表。公式に息子を“勘当”した形だ。

 関係者の関心は後継者問題にも及ぶ。

「93歳になったドナルド氏の後継者についてはこれまでに言及されたことがありません。巨額の遺産の行く末が、たびたび業界の注目を集めています」(同)

 アーバイン・カンパニーの収益の多くは、土地の含み益と賃料収入によるもの。安定していてなおかつ成長性も高いとされる。もし、わずかでも遺産の恩恵にあずかれるならば、それだけで一生遊んで暮らせることは間違いない。

 しかし、息子のデビッドはその程度の値踏みもできなかったのだろう。今回の件で、彼が父の築いた不動産王国の後継者になれないことだけは、確実になった。

(小野悠史/ニュースライター)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • トピックスのアクセスランキング

  1. 1

    福岡ローカル「西鉄」が"本業"以外で大躍進のワケ 国際物流事業は国内4位でコロナ禍の営業収益は12%増

  2. 2

    高額療養費制度があるから医療保険はいらない? 病院の窓口業務を行う筆者が実際に骨折して感じたこと

  3. 3

    国内でも失われつつあるスタバの居心地のよさ…米国本社が日本事業を売却へ

  4. 4

    ホルムズ海峡再封鎖で日本は原油危機から脱出できず…高市政権が胸張る「代替調達」説明にも疑義アリ

  5. 5

    累積赤字540億円!クールジャパン機構の統廃合は「当然の帰結」…グーグル日本法人元社長が抱いていた違和感

  1. 6

    ZOZOマリン“ドーム化”で総工費1000億円超えも 渋滞・液状化・税負担…千葉市が抱える数々の火種

  2. 7

    原油上昇から9カ月遅れで襲い来る狂乱物価を高市政権が野放し…今も補助金政策にドヤ顔の経済オンチ

  3. 8

    元LINE社長・森川亮氏が語る「日本がアップルを追い抜き、グーグルを倒す契機を逃した理由」

  4. 9

    片山・ベッセント会談で飛び交う臆測…迫る39年半ぶり円安でスピード利上げはあるか?

  5. 10

    預金金利は上昇でも…日銀利上げがもたらすのは「格差の拡大」

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相の沖縄「慰霊の日」追悼スピーチは99%安倍元首相のコピペ…唯一の違いは旧日本軍の神聖化

  2. 2

    福岡ローカル「西鉄」が"本業"以外で大躍進のワケ 国際物流事業は国内4位でコロナ禍の営業収益は12%増

  3. 3

    高市首相の“恥”行動が海外に飛び火! 英タイムスがG7外交をディスり、英FTは国内財界との没交渉ぶりを暴露

  4. 4

    歌手・小椋佳さん「たばこの煙が悩みを解いてくれた」…82歳の今も週1でコンサート

  5. 5

    西武が交流戦初Vも…ワガママエース今井達也の放出こそが“最大の補強”だった説

  1. 6

    AKB峯岸みなみの“丸刈り写真” 世界中で相次ぐ目撃情報の謎

  2. 7

    【高校野球怪情報】沖縄尚学・末吉良丞“プロ回避”に現実味…左肘不安で浮上する「東都の名門」の影

  3. 8

    『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』オールキャリアを代表する傑作のトリセツに注意セヨ

  4. 9

    『グッド・デイ・サンシャイン』一筋縄ではいかないヘンテコこそが中期のすべて

  5. 10

    東京ビートルズの番組が、ビートルズ来日から60年後となる日に放送決定