「ブルーカラー・ビリオネア」を生んだ米国の建設業界…若者が殺到、熟練工の平均年収は1200万円!

公開日: 更新日:

 では、日本ではどうか。

 アメリカ同様に日本でも、建設業界の人手不足は慢性化してはいる。だが、アメリカで起きたブルーカラーの高給化が日本にそのまま当てはまるか、話は別だ。

「アメリカの建設業では、職種別組合が強い交渉力を持つ。電気工、配管工、大工──それぞれの組合が賃金基準を設定しており、他の業種からうらやましがられるほどの医療保険年金、傷病手当もある。昨今の人手不足を受けて、新人育成も手厚い。訓練期間中にも給料が支払われ、数年かけて体系的に技能を習得する仕組みがある。若者人気はこうした実利があるからだ」(同)

 こうした制度や慣習が、高給の下支えにもなっている。

■仕事はあるが儲からない

 一方、日本の不動産・住宅市場の現場では、高度経済成長期から続く、多重下請けの慣行が今も残っている。元請けから、現場で実際に働く職人へと資金が流れる過程で、何層もの中間マージンが差し引かれるのが常識だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相の沖縄「慰霊の日」追悼スピーチは99%安倍元首相のコピペ…唯一の違いは旧日本軍の神聖化

  2. 2

    福岡ローカル「西鉄」が"本業"以外で大躍進のワケ 国際物流事業は国内4位でコロナ禍の営業収益は12%増

  3. 3

    高市首相の“恥”行動が海外に飛び火! 英タイムスがG7外交をディスり、英FTは国内財界との没交渉ぶりを暴露

  4. 4

    歌手・小椋佳さん「たばこの煙が悩みを解いてくれた」…82歳の今も週1でコンサート

  5. 5

    西武が交流戦初Vも…ワガママエース今井達也の放出こそが“最大の補強”だった説

  1. 6

    AKB峯岸みなみの“丸刈り写真” 世界中で相次ぐ目撃情報の謎

  2. 7

    【高校野球怪情報】沖縄尚学・末吉良丞“プロ回避”に現実味…左肘不安で浮上する「東都の名門」の影

  3. 8

    『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』オールキャリアを代表する傑作のトリセツに注意セヨ

  4. 9

    『グッド・デイ・サンシャイン』一筋縄ではいかないヘンテコこそが中期のすべて

  5. 10

    東京ビートルズの番組が、ビートルズ来日から60年後となる日に放送決定