石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

公開日: 更新日:

 制度運用そのものに対する懸念も、霞が関では共有されつつあるようだ。

「農水省内では米価暴落が懸念されており、ある幹部は『多額の税金を費やしたおこめ券配布が意味のないものになってしまう』と不安を隠しません。コメが安くなった後におこめ券をもらっても、ありがたみはないですからね。実際、国会での補正予算成立が来月上旬となると、消費者の手元におこめ券が届くのは春以降とされています」(農水省担当記者)

 米価は下落する可能性が日に日に現実味を増している。

「高騰した新米は売れ行きが鈍り、集荷業者の倉庫がいっぱいになっています。高値の新米を買い付けるために集荷業者は借金もかさみ、年末にかけてはその返済も始まる。損失覚悟の安値でコメ在庫を売りさばき、操業資金に変えざるを得ない状況になっているのです。どの程度かはわかりませんが、遠からず米価は下がるでしょう」(コメ流通業界関係者)

 はたして、おこめ券をもろ手を挙げて歓迎する国民がどれほどいるのだろうか。

  ◇  ◇  ◇

 高市政権のデタラメ経済対策については、関連記事【もっと読む】【さらに読む】などでも詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    バタバタNHK紅白 高視聴率でも今田美桜、有吉弘行らMC陣は負担増「出演者個々の頑張りに支えられた」

  2. 2

    松山千春がNHK紅白を「エコひいき」とバッサリ!歌手の“持ち時間”に求めた「平等」の正当性を考える

  3. 3

    「将軍 SHOGUN」シーズン2も撮影開始 2026年は柄本明、平岳大ら海外進出する日本人俳優に注目

  4. 4

    ロッテ前監督・吉井理人氏が2023年WBCを語る「大谷とダルのリリーフ登板は準決勝後に決まった」

  5. 5

    菊池風磨のカウコン演出に不満噴出 SNS解禁でSTARTO社の課題はタレントのメンタルケアに

  1. 6

    ロッテ前監督・吉井理人氏が佐々木朗希を語る「“返事もしなかった頃”から間違いなく成長しています」

  2. 7

    矢沢永吉ライブは『永ちゃんコール』禁止で対策も…B'z『客の大熱唱』とも通じる“深刻な悩み”

  3. 8

    《国分太一だけ?》「ウルトラマンDASH」の危険特番が大炎上!日テレスタッフにも問われるコンプライアンス

  4. 9

    巨人オーナーから“至上命令” 阿部監督が背負う「坂本勇人2世育成&抜擢」の重い十字架

  5. 10

    現役女子大生の鈴木京香はキャピキャピ感ゼロだった